Destination Unknown

欧州で写真を撮ったり(珈琲やビールを飲んだり)する。

210325 Citra & Mosaic IPA w/ VERDANT IPA yeast(仮)

どうも。

 

インターネットに落ちてたMagic Rock BrewingのWest Coast IPAのクローンを色々とバリエーションを振って作ってきたけど、そろそろ違うものを作ってみようと思う。

ということで今回は王道の一つ?、シトラとモザイクを使ってIPAを作った。

さらに今回はイギリスのVerdant Brewing Co とイースト会社が共同で作ったVerdant IPA yeastを使ってみた。US-05以外のイーストを使ったら味は大きく変わるのかな、程度の理由で買っただけであって高尚な理由は無し。

公式サイトではアプリコットの際立ったノート、トロピカルフルーツや柑橘類のトーンなどと書かれている。

www.lallemandbrewing.com

公式サイトの商品画像になっている数個入りパック、まるでふりかけみたいだな・・・って謎の笑いが発生した。

他にもVerdantの人にイーストについて聞きながら実際にNEIPAを作ってる動画も参考に見てた。

Our Lallemand & Verdant Inspired New England IPA - The Craft Beer Channel

実はこの動画は実際にこのイーストを買う前にNEIPAの作り方として楽しく眺めていてたのだけど、Verdantの人はバイオトランスフォーメーションのための1回目のドライホップをしない(ワールプールのタイミングでたくさん入れるから不要という考え)等の参考情報があったのを見落としたまま今回作ってしまった。

 

ということで一応このVerdant IPA ale yeastについて備忘録:

US-05は一次発酵をスタートして数日後にピークが来て、そこから約2週間は漸減しつつも発酵が続くようなイメージなのに対して、このVerdant IPAは公式サイトに情報があるように5日間で発酵が完了する。

確かに発酵開始の翌日辺りから非常に活発に二酸化炭素が生成されていてホクホク顔で眺めていたのだけど、1週間後には完全に沈黙していて心配した今回の経験と完全に一致する。US-05の時と同じようにバイオトランスフォーメーションを期待して発酵開始7日後にドライホップしたのだけど、その後にイーストが活動している様子も全然見受けられなかった。

5日間で発酵が完了するのであれば、+αの期間は置くとしても一次発酵に2週間も取らなくていいのでは?という疑問もあるのでもう少し学びたいと思う。

 

今回は他にも基本的な醸造方法として以下のアップデートを実施:

  • 水道の水質情報をゲット。今回はよりクリスピーなIPAを目指すべくバランスを調整しCaSO4を追加。差?全然分からない。俺たちは雰囲気でホームブリューイングをしている。
  • ホップバッグ(洗濯ネットの目が細かいようなやつ)をボイル中およびドライホップ両方に導入。特にドライホップ時は汚染に心配だったが問題なし。

 

ビタリングホップにはセンテニアルとシトラを使用してIBUは45程度。

ワールプール、ドライホップ(一次発酵完了5日前/2日前の2回)のタイミングでシトラとモザイクを投入。

といった感じで作ってみた。

正直ちょっとホップをケチった節があるのだが、案の定?ホップフォワードとは言い難いため次バッチは贅沢に行こうと思う。
あとVerdant IPAイーストのおかげだと思うのだけど、後味がめちゃくちゃジューシー。

ということでちょっとした改善でもっと美味しくなる予感があるのでまたやっていこうと思う。

 

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ではでは。