Destination Unknown

欧州で写真を撮ったり(珈琲やビールを飲んだり)する。

ノイシュバンシュタイン城を見に行った話

ノイシュバンシュタイン城に行ってきました。
ディズニーのシンデレラ城のモデルになったと言われているんですってね。
ドイツ人の同僚にノイシュバンシュタイン城に行くって話をしたら、あんなに混雑するところに行くのか...みたいな微妙なリアクションをされました。
でも全然混んでなかったのでラッキーですね。元々が雨の予報だったからかな。

 

とは言うものの、今回はマリエン橋という有名なスポットからお城を眺められれば十分と思ったのでお城の中は見ませんでした。 
チケットを買わないと城内へは入れませんが、マリエン橋へ行くだけなら不要です。
 

 

Schloss Neuschwanstein(4)

 

まずは麓から撮った写真。自分でも写真を見て気づいたのですが、よく見ると城の右の方に人がいるのが分かります。
多分これがマリエン橋に行くために並んでる人の列だと思う。
お城の近くまでバスや馬車が出ていますが、私は歩きました。30分ぐらいかな。
 

 

Schloss Neuschwanstein(3)

ちょっとずつお城に近づいていきます。
遠くの方で雷が鳴って雨が降り出したと思ったら急に晴れだしたり、山の天気って感じですね。このタイミングでは晴れていました。
この写真は現像でちょっと明るめにしてみたんだけどすごく爽やかになっちゃいました。

やっとこさ橋まで着いたところで、橋の手前で15分ほど並びました。
橋の上に乗っていい定員みたいなのがあるのでしょうか。 

 

Schloss Neuschwanstein(2)

そしてこれですよ、よく見るやつですね。
先程の晴天とは打って変わって曇り空ですが...まあこれはこれで良いですよね。
マリエン橋から約60mmのレンズで撮るとお城がこんなサイズになります。

写真で何度も見ていましたが、やっぱり実物は良いですね。
 

 

ただマリエン橋は記念撮影できる満員電車って感じでけっこうギュウギュウ。
橋の上に立ったらすぐに撮影しようとする人も多く、出入り口付近の方が特に混雑しています。
奥の方に行けば少しは混雑が緩和される気がします。

 

ちなみに橋からの帰りはバスに乗りました。
バス1台分のスペースしかない曲がりくねった道を、慣れたドライバーがガンガン突っ込んでいくのでめちゃくちゃ揺れます。でも一瞬で麓に戻れました。

 


ノイシュバンシュタイン城までは車で行ったんですけど、やっぱりアルプスの近くを走るとアウトバーンからでも景色が良いですね。楽しいです。
途中で通過したフュッセンもすごく良さそうな場所でした。

 

今度は晴れた日に写真を撮りたいところです。
ちなみにレンズは24-105mmのズームレンズ、SEL24105Gです。
これさえあれば大抵のシチュエーションに対応できる気がするので常に付けています。

もう少し広角側も欲しいところ...。

 

 

ではでは。

 

コルマール(とリクヴィール)に行ってきた話

フランスはアルザス地方のコルマールとリクヴィールを観光してきました。
中世の面影がある街並みっていうんですかね?こういうのが好きなんです。

 

まずはコルマール
古い街並みの残る旧市街がとても素敵でした。 
空が白っぽくて少し残念ですが、ずっと天気が良かったので満足。

Saint pierre bridge

写真にある橋はサンピエール橋という名前(のはず)。
多分、コルマール観光の紹介とかでよく見る場所です。

 

 

Off street

川付近のここらへん一帯をPetite Veniceと呼ぶそうです。カラフルな街並みが素敵。

 

 

Colmar

窓に花を飾っている建物も多く、雰囲気が非常にいいです。
上の写真の右にあるレストランのテラスでランチをしました。

 

 

Tarte flambéeアルザス地方の郷土料理、タルトフランベ。薄いピザみたいなやつ。

 

 

Petite Venice

いやーほんとカラフルな木組みの家がメルヘンです。
ちなみに、写真中央付近に有る少し低いピンクの建物に泊まりました。
窓が川と面している部屋に泊まったんだけど誰かの写真に写り込んでいたらどうしよう...。

 

 

Hostellerie Le Maréchal

ちなみにホテルの入り口はこんな感じ。
レストランも良い感じでしたし、オススメです。(ホテルの名前は写真のタイトル)

 

 

続いて、コルマールに泊まった翌日はリクヴィールという村に寄りました。
広大なブドウ畑を脇目に10km程コルマールからドライブしたらところにあります。
フランスの最も美しい村の1つに選ばれているそう。

まあ、コルマールについて調べているうちに偶然知ったんですけどね。
ここもまた綺麗な街並みとのことで行ってきたわけです。

 

コルマールよりリクヴィールの方が観光客が多く感じたのは、サイズ的なものが原因でしょうか。リクヴィールは大通り(大きくない)だけなら10分ほどで端から端まで歩けます。

Castle wall around Riquewihr

街が城壁に囲まれているんですね。壁の向こうはカラフル。

 

 

Riquewihr

なんかチョコミント味を彷彿とさせる家。

 

 

Macron

あと、お菓子屋さんで売っていたカラフルなマカロン

 

 

散歩もいいしカフェのテラス席なんかでまったりしていたい、そんなところでした。
とある私の好きなマンガの舞台がコルマールと言われていて興味があったんですが、それは置いておいてもとにかく良い雰囲気の街でした。

 

 


というか泊まった部屋、甘兎庵のモデルになったっぽい建物な気がする。

 

それでは。

 

シュトゥットガルトの春祭り

先日シュトゥットガルト近郊に行く用事があったのですが、ちょうどStuttgarter Frühlingsfest、いわゆるSpring festivalがやっていたので様子を見てきました。

 

イメージとしてはミュンヘンでもやるオクトーバーフェストの小規模版です。
参考に公式のinstagramアカウントから幾つか写真を。


普通にテーマパーク的な感じになっています。
というかオクトーバーフェストってこれ以上の規模なんですかね。おっきい。
敷地の中の方に進むとテントがあって、そこでビールを飲んだり騒いだりできます。
もちろんテントの外でも至る所でビールが飲めます。騒げます。

実はテントの中でビールを飲んだことがありますが、予約制みたいです。
その時は隣のテーブルの兄ちゃんらがたまたま車好きで一緒に騒いだりしました。
S2000に乗ってたって言ったらちょっとだけワーォってなったんですけど、AMG A45やR35のGT-Rだとか400馬力にしたゴルフR32だとかに乗ってるって言われて、、、
こっちがワーォでしたね。 まあこれは別の話。

 

今回は到着してすぐ小雨が降り出したのでビールも飲まずに早々と帰ってきました。
なのでせっかくカメラも持っていったのにほとんど撮らずじまい・・・。
雰囲気だけ味わいました。あとヴルスト。

Wurst!

ヴルスト、いわゆるソーセージですが20cmぐらいあって、パンで挟んでホットドックとして売っていました。美味しかった。

 

 

End of Festival

最終日だったみたいでもう人も少なくなっていました。
少し肌寒かったのもあるかな。

次はよく晴れた日にビール片手にやりたいですね。

 

それでは。

ドイツでキャンプする(本編)

ドイツでキャンプする話です。
よく考えてみれば今後も普通に毎回ドイツ近辺でキャンプするわけなので、このタイトルは良くないですね。まぁ初回だし今回だけは特別です。

キャンプ場を探すにあたって色々と知見を得た話は前回記事を参照。

 

 

前回記事でも紹介したCamping.Infoという欧州のキャンプ場検索サイトでなるべく自然に近いキャンプ場を必死に探して、無事に発見したので行ってきました。
ミュンヘンから南へ少し行った所にあるシムス湖という湖の畔のキャンプ場です。

 

 


正直これ以降の話は普通にキャンプ場が良かったよっていうだけで、ドイツだからどうこうのネタはありません。とにかく景色の良い静かなキャンプ場でした。私はこれを求めていた!

フリーのテントサイトだったのですが14時過ぎの到着時にはまだ誰もおらず、湖を目の前に陣取ることができました。(ちなみにキャンピングカー勢はたくさんいました。) 

 

Camp noodle (Curry) オタクの流行の影響をモロに受けて晩ご飯はカレーヌードルです。ゆるキャン△

上の写真に写っているPop Up Grillという組立式グリルも初使用。網を取っ払えば焚火台にもなるし、収納時も非常にコンパクトで良いです。ただし薄い作りなので熱による変形が心配。

 

 

Sunset on the Simssee 日が長くなってきているので21時頃にやっと日が沈みます。夕陽が素敵な立地。


夜には星空を撮ろうとトライしたのですが・・・練習が必要です。
というか初めて星を撮ろうとしたんですがシャッタースピード30秒じゃ星が微妙に動く?

 

そして翌朝は念願の"キャンプ場で朝にコーヒーを淹れる"ってやつをやりました。
本当は豆を挽くところから優雅に始めたかったんですけどね。コーヒーミルが大きいので持っていくのが面倒で、挽いてある豆を持っていきました。

ちなみに、簡単に美味しくコーヒーが飲める(と思う)のでフレンチプレスを愛用しています。マキネッタ等を持っていないだけとも言える。

 

Morning coffee この写真の雰囲気良くないですか?Lightroomのお気に入りのプリセットなので今後も当ブログによく出てくると思います。

あと、先に出てきた写真も含めて全てSONYのα7iiで撮っています。

 

 

 

と、ここで終われば素敵なキャンプの話ですが・・・反省点は多数あります。
MSRのElixir 2というテントを使い始めたのですが、インナーテントのメッシュ部分が大きくて風通しがとても良いですね。今回、気温は日中20℃以上だったのですが朝晩は0℃付近まで冷え込んだこともあり非常に寒かったです。もう少し対応温度の低いシュラフを買うことで対策したいと思います。

また、9時過ぎに目が覚めたのは完全に起床事故でした。でも日頃の疲れは取れたかも。
夜は寒かったけど太陽が顔を出し始めてから暖かくなってたくさん寝ちゃった。

 

 

今回はとりわけ話にまとまりがないですね。 
とにかくキャンプは久しぶりでとても楽しかったので、また別の静かなキャンプ場を探してみたいと思います。

ではでは。

ドイツでキャンプする(準備編)

私、キャンプ用品をドイツに持ってきたんです。
欧州の自然の中でキャンプできたら素敵だろうし良い経験だろうと思って。
ということでキャンプしたいんですが、まずはその準備のお話です。

 

f:id:u_tamp0:20180409060621j:plain

欧州のキャンプ(勝手なイメージ)


まずはインターネット上でキャンプ場を探しました。
キャンプ場が無かったらキャンプできないですからね。
適当にGoogle検索していたんですが、わりと使い勝手の良いキャンプ場検索サイトがあったので紹介します。
このサイトで予約も出来るのですが私は使っていません。

キャンプ場めっちゃある。ドイツ国内だけでもめっちゃある。自然豊かなところにもちゃんとある。良かった〜。

 

ん?待てよ。
やたらとプールとかテニスコート、パブとかレストランが場内にあることを売りにしてる。
しかもキャンピングカーとかトレーラーハウスが所狭しと並んでいる。
多分、長期休暇の時に滞在してプール入ったり近くの名所周ったりとかするやつだ。
全然カルチャー違わないか?少なくとも私の想像していたものと全然違う。
(当初衝撃を受けたので随分と大げさに書いています。)

f:id:u_tamp0:20150813182529j:plain

私がしたいやつ(これは青森のキャンプ場)

いや私はテントが良いしそもそもテントしか無いし、自然の中でまったりしたい。
何なら焚き火もしたいんですよ。

 

で、よく見たら先ほどのキャンプ場検索サイトの絞り込み検索にありました。「ピッチでキャンプファイヤー可」という項目。campfireとは要するに焚き火のことです。

これにチェックを入れてとりあえずバイエルン地方だけで調べると、約900件から30件に絞り込まれました。なんてこったい・・。
でも何となく自然派って感じのキャンプ場ばかりが残ったような気がします。
ってことで後は山の近くとか湖とか色々と個別に調べたいと思います。 

逆に言えば焚き火だけで一気に絞られてしまいますので、「チャコールグリル使用可」の方で絞り込めばもう少し多いです。焚き火はできませんが、炭は使えます。
ただし共用のBBQスペースがあるだけのキャンプ場もある気がするので注意です。

 

 

サイト探しの話だけで文字ばっかりになってしまったけど・・・ キャンプに行くぞ!
これを書いている時点でもう行ったんですけど、それはまた別のお話。

ドイツに住んでるしドイツ製のモノ買うか(ピストバイク編)

バイクを手放してドイツにやって来たんだけど、すぐに乗り物が欲しくなってピストバイクを買ってしまったよ・・・というお話です。

 

昔からロードバイクにもピストバイクにも興味があったんですけどね。
バイクに乗っていたのでずっと手を出しませんでした。
仲の良い友人が楽しそうにロードバイクに乗っているのも欲しくなった一因です。

 

で、せっかくなのでご当地製品が良いなと考えながらドイツメーカーのロードバイクを色々と調べていたのですが・・・結構あります。CANYON、CUBE、FOCUS、などなど。

CUBEが気になる。同じ名前の美少女PCゲームブランドにはお世話になってるし。
いや全く関係無いんですけどね。MTBもカッコいいですね、欲しくなってきちゃった。
そういえばドイツではMTBでサイクリングしている人もたくさん見かけます。
時々、さっきまでダート走ってきたでしょって人がMTB持って電車に乗り込んできます。
クール。嫌いじゃないよ、近寄りたくないけど。

 

 

でも最終的に選んだのは8bar bikesというメーカーのピストバイクでした。

リンクのタイトルからも分かるように主にピストバイクを作っているベルリンのメーカー。
もうね、ショールームがオシャレ。ベルリンは少し遠いんですけど一度行きたい。
8bar bikesの公式flickrより。

8bar Showroom Berlin '16

 

この8bar bikesというメーカー、2017年にRED HOOK CRIT No.5 Barcelonaというピストバイクの有名なレースで優勝したりと、どんどん注目を集めているみたいです。
(今調べてて知ったんですけどね。adidasとコラボしたりもしています。)

 

 

そんな8bar bikesで私が買ったのはFHAIN V2というアルミフレームのコンプリート車です。
7.4kgって軽いのかな。家から出て自転車を担いで階段降りられることに感動しました。
下のリンクはV3になっているのでいつの間にかバージョンアップしていたみたいです。
上で紹介したレースはFHAIN V2で参戦しているみたいですね!

 

ちなみに友人がピストバイクのことをFixieと呼ぶので私もそう呼んでます。
ふぃくしー。Fixed gear、固定ギアってことです。

ギアが1つで固定なのでロードバイクと比べると色々な場面で制限がありますが、
それと引き換えにシンプルな美しさとメンテナンス性の良さがFixieにはあると思います。
ということで私のFixieの写真です。

f:id:u_tamp0:20170827155653j:plain

うむ、機能美。

  

自転車に乗ること自体が数年ぶりなレベルなので細かいレビューはできません。
でも固定ギアって面白いですね、リアタイヤが回っている限りペダルも回るのは新鮮でした。
ただ私の住んでる地域は坂道が多いので固定ギアは向いていない気がします。
そのせいで友人にはタフガイ呼ばわりされるんですよね。アイアムアタフガァイ...まあ悪くない。

あと、複雑な機構が無いので頑丈だし自分でメンテするのも簡単というのが心強いです。

 

 

最近やっと暖かくなってきたので週末は車のトランクにピストを放り込んで郊外へ、
って感じで楽しんでいきたいです。

  

 最後に

8bar bikesの公式サイトで完成車を買うには・・・

コンフィギュレーターで好きなフレームカラーやパーツを選んで注文すればOKです。
ショールームのあるベルリンから配送されます。
ホイール等は既に組まれて届きますが、最後の組み立てだけ自分でやる形でした。

私の場合オーダーが立て込んでいるとのことで発送が3週間ほど少し遅れましたが、
それ以外は特に問題ありませんでした。電話した際も英語で対応してくれて助かりました。

なお、欧州以外への配送料は100ユーロと記載されています。
日本へも送料100ユーロで送ってもらえるのかな?どうなんでしょう。 
一応今のところ関東に取扱っているお店が2つほどあるみたいですね。

 

 

 

Stefans KRZBERG v2_raw

このPolished Rawというカラーが渋いなあ。次に買う機会があれば欲しい。

 

 

それでは今日はこのへんで。

はじめに

「やあ、初めましてお客人。あるいは、久しぶりかな?」

とあるゲームの冒頭のセリフ、お気に入りです。

澤田なつさんの声、良いですよね。

 

さて、ドイツに住み始めたのではてなブログを一新しました。(古いのは消した。)

何て言うんでしょうこういうの...焼畑農業?良くないですかこの表現。

焼いた分が肥料になったかどうかは疑問ですが。何を言っているんでしょう。

 

趣味はカメラやバイク、車、キャンプ等ですが、ドイツでもやっていきます。

そんな中で出てきた色々な事をここに書いていきます。

例えば、キャンプ場を調べていると日本と色々違うんです。事情が。

そういったことをまとめていきたいですね。

(ちなみにバイクをドイツで所有する予定は無いです。)

 

全てにおいて主観が大いに含まれます。

ということで、よろしくお願いします。